ザコペンギンのblog

あなたのすぐそばにザコペンギンはいます(鳥類ではありません) そんなザコペンギンの日常を描きます。よければ暇つぶしにでも。そして発見情報をお待ちしております。 あと、私は精神病患者です。小説と同じくらいまたはそれ以上に病状、薬のことなど忘備録の意味を込めて書いています。双極性Ⅱ型(いわゆる躁鬱病)ですので、鬱の時の日記はお目汚しです。「精神」と書いてあるブログは閲覧注意です。

2016年09月

死にたい事しか頭ない。

 一昨日、土曜日、高校時代の友人と飲みました。

 高校と大学時代の友人達が一番気があるので、楽しかったです。

 
で、友人の一人から結婚式報告。去年末の時点でカウントダウンだね、と話してたんで。


 いつ?って聞いたら12月って、招待状をぽん。


 おせーよ、と往復ビンタしました。

 私、11月も結婚式入ってるんだよねえ。

 11,12と結婚式。綺麗な服着て、おいしいもん食べれるのはいいんだけど・・・ご祝儀が(汗

 こつこつ貯金してるので、乗り切れますが、通帳の数字が下がるがなんとも・・・。

 まあ、今年度いっぱいはなるべく節約生活です。

3年ほど前、つまり前職やめた頃から、ダイエットしてて、無事学生時代の体重に戻りました。

20キロ減、成功。

と思ったら、パート始めて、遅い夏バテ、季節の変わり目による精神きつめ、のせいでまた痩せた。

元から痩せてる人はいいけと、私、もともと平均体重できてたから痩せすぎるときつい。

体力落ちるし、冷え性になるし。

まだ、ぎり大丈夫かな、と思うけど、これ以上落ちたら、前職でのストレスからくる拒食症時代の体重になる。。。

あれは辛かった。

冬になると風邪ひきやすくなるし、疲れやすいし。

でも、食べれない。

今日もコンビニ弁当食ったら、気持ち悪くなった。めまいと吐き気でふらふら。

食欲増進剤?ドグマチールね、飲んでるけど、効いてない気がする。

食べても全部下痢でなくなっていく。

とにかくゼリーと甘い飲み物と青汁で生きてます。でも肉は好き。肉は食べれるから、まだいいかな、と。米は1日一食が限界です。しかもパートで働いて、お腹すかさないと、入んない。

パートがない日は下手したら何も食べない。お腹空かない。

あれ食べたい、これ食べたい、が出ない。

つまみ無しで酒ばかり。ばかだ。

でも血液検査は100点満点とら言われる。

生まれつき、善玉菌が多いらしく、肝機能も優秀。

でも、私も30半ばになる。ちゃんとしないと絶対がたがくる。

うーむ

 登場人物の名前、相関関係、ちょっとしたメモをB6の紙1枚に書き込み、それでぶっつけ本番のスタート。

 暗い話です。

 ぶっつけなので、矛盾が出ないよう気を付けながら、書いていきます。

 忙しいので、どんくらいのスパンで、どのくらいの量を書くかわからないけど、久々に書いてみたいと思います。

 私小説です。私のストレスのはけ口。

 愚痴小説です。


 ソファで横になって、うたたねをしていた花実はスマホのラインの音で目を覚ました。
 
 無視して寝ようとするが、何度も連続で音が鳴る。
 
 (・・・研究室組かな)
 
 花実の大学の研究室の同期のメンバーは卒業して5年近くたつのに、今でも仲がよい。グループラインがあり、結婚、妊娠報告、誰かと遊びに行った、こういうイベントがあるけど、どう?とかよくある。
 
 ちょっと前は結婚ラッシュ、今はベビーラッシュだ。

(ゆかちゃんところがこの前生まれたから、誰かが見に行って、写真あげてんのかな)

 音はなり続ける。ちょっと寝るどころではないくらい、鳴りまくっている。

「っだー、もう」

 花実は根負けして、起き上がり、 床に転がしていたスマホを手に取った。

『まじで?』
 
 画面にはそう書かれていた。

 花実はラインの最後の文面からスクロールしていき、未読の部分を読む。

『こーしのところのお嫁さん、ひかりちゃんが刺されたんだって』

「は?」

 こーしとは寺島高志と言って、1学年下の研究室の後輩だ。2年くらい前にさらに後輩の子、ラインにあがってるひかりと結婚したと風の噂で聞いていた。

『え、こーしが刺したの?』

『違う。通り魔的な?』

『なにそれ』

『夜、道歩いてたら、後ろから刺されたんだって。結構やばいらしいよ。ICUにいるらしい』

『うそ』

 そのあと、えんえんとラインが続いていた。

『それ、どこ情報?』

 花実はラインした。

『私、同じ職場だもん。もううちの課だけじゃなくて、役所自体大混乱』

 作田ひよりと表示されたラインがきた。

「あ、そか」

 ひよりと刺されたひかりは同じF県T市の文化財職員だったのを思い出す。

『もう、こーしが倒れそうになるし、記者っていうの?カメラが何台かきた』

『それ、いつの話?』

『刺されたのは昨日の夜。8時くらいかな?それから連絡回ってきて、文化課だけ全員集合して、病院行った。なんか、刺されたところが悪かったらしくって、大手術だったよ』

『大丈夫なの?』

『正直、わかんないって。出血がすごかったらしい』

『もう、今日は役所、機能停止状態。市長も昼過ぎに記者会見するって』

 そこまで読んで、花実はスマホを床に転がした。

 ソファのクッションに顔をうずめる。うっすら、笑った。



「ただーいま」

「おかえりー」

 花実が仕事から帰ってきた夫の修一を迎える。

「今日、なに?」

「いんげんのベーコン巻、その他なんか」

「なんだよ、なんかって」

「着替えてきなよ」

「あー疲れた」

 修一はネクタイを緩めながら、着替えに行った。花実はテーブルの上に夕食を載せていく。

「お前、食べた?」

「はあ、まあ。作りながらつまんだから。おなかいっぱい」

 修一は花実の顔をじっと見た。

「薬は?」

「飲んでるよ。つか、見てるでしょ。飲んでるところ、毎日」

「なんかあったか?」

「特に私には得も損もしないけど、事件が起こりました」

「なんの?」

「まあ、食べなよ。さめちゃうよ」

 修一は席について、箸を手に取った。

「いただきます。そして事件とは?」

「んー、研究室時代の後輩が刺されてICU送り」

「は?」

 修一は顔を上げた。

「は?なにそれ」

「なにそれと言われましても・・・」

「誰に」

「わかんない。研究室のグループラインで回ってきた」

「どこにいるの?その人」

「F県のT市の職員。同期の子が同じ職場だから情報回ってきた」

 修一はスマホを手に取った。花実は嫌な顔をする。

「食事中に携帯弄られんの、嫌いって言ってるでしょ」

「待て」

 修一はスマホを操作して、花実にスマホを渡した。

「これか?」

 花実が画面を見る。

『怨恨か?通り魔か?』

 というタイトルが目に入った。

「これ、どっから?」

「ローカルニュースのサイト」

 花実がざっと斜め読みをする。

『昨日午後8時頃、女性が歩道に倒れていると通報があった。倒れていた女性はF県T市の職員。背中を刃物で刺された模様。道は人通りが少なく、発見が遅れたことにより、出血がひどい。現在集中治療室で治療中。警察は怨恨、通り魔両方の線で操作すると発表。女性が勤めているT市市長は遺憾の意を示し、早急な回復を、と記者会見を行った』

「お前、この人知ってるの?」

「んー、旦那の方が研究室のいっこ下の子だから、知ってるけど、この子は更に下の子だから、あまり面識ないかな」

「T市大混乱だろうな」

「機能停止状態だって」

「見舞いとか、行くのか?」

「行かないよ。ひよりちゃんが同じ課にいるから、状況聞くだけ」

「お前も気を付けろよ」

「気を付けるて、T市ってこっから車で2時間だよ」

「前から気になってたけど、夕方の散歩控えろよ。最近、暗くなるの早いんだから」

「私の少ない楽しみを」

「あと、俺がいない時の戸締り」

「してるじゃん」

「昨日、ベランダの窓の鍵しまってなかったぞ」

 花実はぶすっとした顔をする。

「なら早く帰ってきてよ」

「来週は月末だから、遅くなる」

「知ってるけどさあ」

「物騒なんだから、気を付けろよ」

「はいはい」

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